名水の源は、北アルプス最奥地。
国交省の水質調査で決まる「清流日本一」にも選ばれ、日本を代表する川の一つ、「黒部川」。北アルプス最奥地の鷲羽岳にその源を発し、3,000m級の立山連峰の間を通り、富山湾へ注ぐわが国屈指の急流河川です。また、流域の大半が国有林で、中部山岳国立公園に指定され、立山連峰と後立山連峰からの雪解け水が黒部川を育んでいます。黒部奥山に降った雪は、初夏にようやく溶けはじめ、豊富な水量をもたらします。その豊富で清らかな水が、流域に18ヶ所もの清水(しょうず)を有する大扇状地を形成しているのです。